PHPを使う人の特徴

PHPのプログラミングを中心的に行う人、いわゆるPHPer(ペチパー)には、大きく3種類の人物が挙げられます。
1人目は、PHPについては知っているが、他のサーバーサイドの言語についてはほとんど知らない、純粋なペチパーと言える人物です。
プログラミング経験が少なく、学び始めてまた1、2年といった人に多いタイプでしょう。
というのも、プログラミングというものは、様々な言語に触れて初めて自分が使う言語についての知識を深められるものだからです。
さながら、外国語の学習に近いものがあるのかもしれません。

次に挙げられるのは、PHPというプログラミング言語というよりも、PHPで作られたCMSなどのサービスの中でPHPを扱えるという人物です。
Webサイトのサーバーサイドを1人で実装することはできないものの、慣れたCMSのカスタマイズやプラグインの開発ならばできる、というやや特殊なタイプと言えます。
もちろん、これらのタイプの人物をペチパーに分類するのはやや抵抗がありますが、他の言語でも様々な専門特化型の人がいるので、やはりPHPプログラマーとして分類してしかるべきものかもしれません。

最後に挙げられるのは、他の言語を知りながらもPHPというプログラミングに専門特化して開発をしている人物です。
Webサイトのサーバーサイドを1人で実装することもでき、無論、CMSのカスタマイズも手早く行うことができます。
基本的な知識が備わっているので、主要なフレームワークの習得も短期間でこなすことができるでしょう。
既述の2つのタイプのペチパーをはじめとする初学者は、この域を目指して日々勉強を続けています。